BONCOFFEEの「オリジナルブレンド」は「誰からも愛される」をコンセプトに作られました。
誰からも愛されるというのはとても難しい。
そんなことはどうやったら可能なのだろう。そう思う方がほとんどだと思います。

この大きな課題は、僕自身の「美味しいコーヒー」を具現化することから始めるしかないと思いました。

で、僕自身の美味しいコーヒー。

口にふくみ、喉を通った後「甘い！」って感じることが一番大切。

浅煎りだろうが深煎りだろうが、抽出方法がどうだろうが、その他、あらゆることがどうだろうが、絶対条件であるべきです。

こうして僕自身の「美味しいコーヒー」を言語化して具現化する日々が始まりました。

コーヒー豆は出来不出来のある農産物です。さらに焙煎工程が必要な加工物でもあります。
理想の味を表現するにはいろんなことをコントロールする必要があります。

「ブレンド」という作業はそういった「不揃い」を調整し、補い合うことで奇跡的な美味しさのバランス作り出す作業です。

もし正しくブレンドする技術があれば、安定した味をお届けすることができます。

自分が信じる「甘いコーヒー」はこうして磨かれていきました。

そして、ついに完成しました。

コーヒーらしい苦味はありながら、子供でも飲めるほどのやわらかな苦味。
爽やかでマイルドな印象を与えてくれる程度のおだやかな酸味。

部屋中にひろがるアロマと、そして、

口いっぱいにひろがる甘味！

僕自身の「美味しいコーヒー」を作り上げたところで、わかったことがあります。

それは、「甘いコーヒー」が嫌いな人は、どこにもいなかったということです。

苦味や酸味の強さの好みは千差万別。
だけど、その中心にあるべきものはどれも一緒でした。

さきほどお話したように、ブレンドの微調整に終わりはありません。
これからも新たな発見が続くでしょう。

「現時点での」というエクスキューズが付きますが、僕の信じる「美味しいコーヒー」を是非一度ご賞味ください！